中国農民画展

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2014.2.5-2.11

企画 Layla Art promotion

中国農民画展

中国農民画とは、文字通り、中国の農民によって描かれた”民間の絵画芸術”です。
1950年代、河北省束鹿県、などに起こった農民画は、当時の政治運動が各地の農村まで広まったことを背景に製鉄、生産、階級闘争などをテーマと していました。

初期の農民画は、非論理的・政治的誤謬に満ちた絵解きのようなものでした。 ただ、そこには農民の素朴さや幻想性があり、多くの人々に深い印象を与えました。

60,70年代に農村は経済的ダメージを受け、停滞状態に陥ります。
ところが、70〜80年代にかけて農村経済が復興しはじめると農民画は再び勢力を 盛り返します。かつてからあった、農村画の集団創作の場「画郷」が蘇り 農村だけでなく、漁村や牧場、少数民族地区にも広まりました。

農民画の創作は各地の群衆芸術館、文化館などで行われ、 美術知識を有する専門員の指導の下、農民自身の持つ美意識が 農民画に生かされるようとしています。どの画郷にも地方ごとの特色があり、伝統や風俗の影響を受けています。

1996年2月、中国美術館で「中国農民画秀作展」が開催されました。 以来、上海、戸県をはじめとする全国各地から多くの作品が画壇に登場。「農民美術館」もつくられ、新しい美術運動として国際的な評価も高まり 「20世紀末に現れたポップアートの再来」とも言われています。

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